結論が大切なのではない

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 話し方の技術に、PREPというのがある。Point Reason Example Point、結論・理由・例・結論の順に話せというものだ。

 分かりやすい話し方として、まず結論から話すのが正解。背景や理由からくどくど話すと、「結論を言え」と怒られる。

 それは全くその通りだが、それは単なる「相手に聞いてもらえる話し方の技術」であって、話の内容として「結論」が重要なわけではない。

 話し相手と共有すべきは、結論だけでなく、そこに至る過程や背景も同程度に重要だ。

 「この会話は何を共有しようとして話しているのか」を意識しておく必要が有る。