4,5,6月の日記に戻る

 朽木の大野集落から林道を上る。

 林道終点の、「蛇谷ヶ峰」の案内板から登山道に入る。

 少し登ると猪の馬場(ししのばんば)。
 登りは殊勝にもまともな登山道を登る。

 新緑の木々がきれいな、気持ちの良い道だ。
   西峰の少し手前、天狗の森にはシャクナゲが咲いていた。

 大方は満開だ。中にはつぼみの木もあって、濃い赤がきれいだ。
 西峰の電波反射板。
 蛇谷ヶ峰の山頂は木が無くて、360度の展望だ。

 東に琵琶湖、南に比良山、北や西には福井・京都の県境の山々がよく見える。

 比較的登りやすい山なので、子供が何人か登ってきていた。
 山頂でゆっくり昼食を食べて、釣瓶岳(つるべだけ)方面へ向かう。

 「道があるけど、良いですか。」とT君。いやいや、普通はそれで良いんだよ。

 まだまだ一般道だが、ちょっと間違いそうな所もあるので注意。
 ボボブタ峠から一般路をはずれて大野方面へ向かう。「難路」と書いてあるのを見て、大喜びで突っ込んでいく。

 植谷峠から尾根を下る予定だが、難路どころか道そのものがほとんど消えているので、地形図を頼りに降りる。

 尾根一つ間違えると、全然違う方へ行ってしまうので、細心の注意が必要だ。
 よく探すと、所々道らしきものがある。

 植林地も広葉樹林も足元がきれいなので、道が無くても歩きやすい。

 ヤブこぎがしたかったT君はちょっと食い足りない様子だ。

 予定より少し遅く下山。歩行時間7時間。