7,8,9月の日記に戻る

 一体これは何だ。「宗教施設か何かじゃないか」という人も居る。

 奥琵琶湖パークウェイは純粋に観光用道路だが、大変アクセスが悪い。

 今ではあまり通行もなく、道が痛んで、長らく一方通行規制のままだ。

 こんな所になんだろう。
 ヘアピンのあたりが標高も一番高い。葛籠尾崎(つづらおざき)展望台には結構大きな駐車場や売店がある。

 ここに車を置いて、くだんの建物を探索に行く。
 「私有地につき、立ち入らないで下さい。」近江鉄道株式会社、と書いてある。怪しい施設ではないようだ。

 帰って妻に話すと、なんと「30年前に行った事がある」そうだ。廃業して久しいが琵琶湖が一望できる、とても見晴らしの良いレストランだった、とのこと。

 それはザンネン。一度そんなところで食事をしてみたかった。
 展望台付近から見た菅浦(すがうら)。かつては船でしか寄りつけなかった村だ。今も通り抜ける道はなく、大浦(おおうら)からの道の突き当たりにある。
 展望台から谷熊方面へ走ると、絶景ポイントを見つけた。山本山から沖島まで見える。

 脇道に外れてちょっと入ったところなので、普通には見つけにくいだろう。

 今度、弁当をもってゆっくり来よう。
 さらに進んで、谷熊(やのくま)に近づくと月出(つきで)の集落が見える。ここも行き止まりの村で、琵琶湖沿いに細い道がついている。

 以前は山越えの道があったらしい。父が若い頃に山道で迷ってこの村にたどり着いて、帰るのが大変だったそうだ。