正確な電圧の測定

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 豆電球の電極に、「電流供給」と「電圧測定」のため、2本ずつ導線を半田付けする。

 実験に使ったのは2.5V、0.3Aの豆電球。
 要するに、電源供給ラインと測定ラインを厳密に切り離し、測定ラインに電流が流れないようにする。

 こうすると、電源の内部抵抗や、接続部分の接触抵抗の影響を受けずに、豆電球にかかっている電圧を正確に測定できる。
 豆電球は定格電圧をかけておいても、一定の時間で断線する。電圧を高くすると、断線するまでの時間が急激に短くなる。

 だから、「耐圧」をどのように定義したらよいのかよく分からないのだが。

 とりあえず、2個やってみた。5.9Vと6.1Vで、1秒以内に断線した。
 ニクロム線の場合も同じ。電源ラインと測定ラインをはっきり分ける。

 関係ないが、この電源器は実験用でないので安定度はイマイチだが、30Aまで出力できてお値段も1万円ちょっと。1台持っているとあれこれ使える。
 電源から来た導線と測定用のクリップが、直接接触しないように気をつける。

 もし接触すると、クリップを通じてニクロム線に電流が流れる可能性があり、電源ラインと測定ラインの厳密な切り分けができなくなる。