電気2重層コンデンサの測定(3)
測定の様子


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 今回の実験器具の配置の全景。

 左のジャッキの上にのっているのがセル。右の箱の上にのっているのが測定回路。

 一定電圧を通過する時間を、ストップウォッチで計る。

 一人でスイッチを切り替え、メータを2個見て、ストップウォッチを見て、記録する。とても忙しい。
 電気二重層コンデンサのセルの本体。

 あれぇ、なんか泡が出てるみたいなんですけど。
 良く見ると、やっぱり泡だらけ。マジすか、ファインマンさん。

 硫酸が高温なので、空気が押し出されてきたとか。シャープペンシルの芯が反応して、ガスが出ているとか。

 とにかく好ましくない。
 泡が取れないので、超音波洗浄機に入れて見る。

 全部ではないが、かなりましになったので良しとする。
 実験後、電極を硫酸から引き上げる。

 硫酸に浸かっていなかった部分と比べて、変色しているが、特にやせたようには見えない。

 部分的に硫酸に溶けて、多孔質になったかも。電解コンデンサも、こうして表面積を増やしている。