GigaStスペアナキットの製作
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 GigaSt V5キット。キットと言っても、この状態で送ってくる。

 本体基板と、USBシリアル変換基板が完成状態で梱包してある。

 要するに、ケースに入れれば出来上がりだ。これをキットと言って良いものかどうか。
 敦賀のマルツパーツ館へ行って、タカチのアルミケースを買ってきた。

 GigaStの入出力はSMAコネクタで、せいぜい1GHzくらいまでしか実験しない私にはかえって不便だ。BNCコネクタにする。

 ケースの穴開けも、基板固定用のねじ穴と、BNCコネクタとUSBコネクタの穴だけなので、1時間もかからない。
 あっけなく出来上がり。

 USBバスパワーなので、電源もいらない。

 この配置にしておけば、もし高い周波数(数GHz)の実験をしたい時は、ケースを開けて、直接SMAコネクタにつなげる。
 サイズの比較。

 タカチのケースに入れたGigaStはハリーポッターのハードカバーくらいの大きさで、本よりずっと軽い。

 真ん中はアドバンテストのスペアナ、下は同じくトラッキングジェネレーター。大きさから言っても、重さから言っても、(値段から言っても、)両方一度には持ち上がらない。

 現在、どちらも体調不良だ。
  
 もっとも、GigaStは表示とコントロールのために、別にパソコンが必要だ。それでも、ノートパソコンとGigaStと合わせても、せいぜい2,3kgだろう。


 こんな物を個人で作って、格安で配布しているアマチュアがいるわけだが。どんな人なんだろう。