BNCコネクタの半田付け

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 RFコネクタの半田付けもできないハムも少なくない。困ったものだ。

 M型コネクタはまあ問題ないだろう。

 N型、BNC型、SMA型のプラグは共通の構造をしている。
 外皮をむいて、網線を短く切って折り返すところまでは、さほど細かい作業ではない。

 問題は芯線に先端のピンを半田付けする作業だ。

 これが案外やっかいで、モタモタする内に絶縁体のポリエチレンが融けてきたり、ピンが半田まみれになって、上手く刺さらないようになったりする。
 こういう風にすると上手くいく。

 ピンの尻の穴に入るほどの太さ(つまり同軸の芯線くらい)の細いヤニ入り半田を短く切って、穴に入れておく。
 このくらい。

 半田は鉛入り半田がよい。鉛フリーの半田は、きれいに半田付けするのが難しい。
 ピンを動かないように固定しておく。(木製の洗濯ばさみなどが、熱を通さなくて熱に強いので、具合がよい。)

 ピンを半田ゴテで加熱して、半田が溶けたら、同軸の芯線をブスッと入れて、半田が固まるまで待つ。

 半田が多すぎると、あふれて汚いことになる。
 きれいにできました。
 後は金具を組み付けて、出来上がり。

 だいたい5分くらいで出来る。