マーカー発振器
・ガラクタ製作所にもどる
 金石社のEXO3という「多出力クリスタルオシレータ」。秋月で200円也。

 原発の他に1/2〜1/256まで、分周出力が選べる。

 精度は+-100ppm。

 何しろゲーム機のクロック用なので、この発振器自体の周波数も、正確なカウンタで確認しておく必要は有る。
  
 出力はCMOSレベルで、ほぼ50:50の方形波が出力される。

 分周比は5,6,7ピンの組み合わせで数通り得られるので、適当にプルアップしておいて、必要なピンだけDIPスイッチでグランドに落とす。

  
 これだけの物だ。

 スイッチがむやみに大きいが、ジャンク屋で一山いくらで買ったので、何かに使わないと。 
 1/4の3.00MHzに設定したところ。

 方形波なので、500MHz辺りまできれいに並んでいる。

 マーカーの精度が+-100ppmであることを信用するとして、スペアナの周波数精度はどのくらいだろう。
 はじめから5番目のマークの周波数は15.04MHzと読める。

 15MHzに対して、40kHzは2700ppmほどの誤差だ。

 100MHzでは、270KHzの誤差になる。

 コイルを巻くくらいなら良いが、アンテナの調整にはちょっとキビシイ。